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あなたの好きなフィリップ・K・ディックの作品は? [外国文学]

アンケート企画として「あなたの好きなフィリップ・K・ディックの作品は?」という投票所を開設しました。投票期間は、2010年1月8日~5月5日で、1日1回投票できます。興味のある方は、ご協力をお願いいたします。

フィリップ・K・ディックは、もっとも好きなSF作家の一人で、大学時代にかなり集中的に読みました。現在の僕が選ぶベスト5は以下のとおりです。

1位 アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

  • 作者: フィリップ・K・ディック
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1977/03/01
  • メディア: 文庫
2位 パーマー・エルドリッチの三つの聖痕
3位 高い城の男
4位 火星のタイム・スリップ
5位 ユービック 

映画『ブレードランナー』の原作となった『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』 は、僕の最も好きなSF小説の一つです。2位以下の作品は、気分によって順位は変わりますが、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』 の1位は不動です。『アンドロイドは~』ほどではありませんが、『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』、『高い城の男』、『火星のタイム・スリップ』、『ユービック』も傑作です。ディック的な世界と感性の合う方なら、この5冊のどれを選んでもハズレはないと思います。

ただ、人には好みがあるのでいかなる傑作でも感性が合わなければ楽しむことは出来ません。参考として、村上春樹の言葉を引用しておきます。

フォークナーとフィリップ・K・ディックの小説は神経がある種のくたびれかたをしているときに読むと、とても上手に理解できる。僕はそういう時期がくるとかならずどちらかの小説を読むことにしている。
                                  (村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』) 

ディックの小説を読まれたことがある方なら、誰もがなるほどと思う文章だと思います。

【引用文献】
村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス〈上〉』 講談社文庫

【関連記事】
サンリオSF文庫のフィリップ・K・ディック
SFバトン
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「あなたの好きな村上春樹の作品は?」投票結果  [日本文学]

アンケート企画「あなたの好きな村上春樹の作品は?」にご協力いただき、ありがとうございました。遅くなりましたが、結果を発表させていただきます。『だいじょうぶマイ・フレンド』を投票された方がいたのですが、これは村上龍の作品なので、削除いたしました。ベスト3は以下のとおりです。


1位 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド ...18.5% 31票
『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』は、面白い作品ですが、1位になるとは思いませんでした。1985年に新潮社の「純文学特別書き下ろし作品」の1冊として刊行された本書は、村上春樹の小説の中でも最もSF的側面が強い作品だと思います。村上春樹は好きな作家の一人としてP・K・ディックをあげていますが、この作品にディックの影響が濃厚に現れていると思います。ディックは、ダブルプロットを得意としていましたが、この作品も「世界の終り 」と「ハードボイルド・ワンダーランド」という二つの世界が交互に描かれます。この手法は、最新作の『1Q84』でも採用されています。ちなみに、僕は「世界の終り 」の方が気に入っています。

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タグ:村上春樹
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謹賀新年 [PC・blog]

新年あけましておめでとうございます。
昨年は何かとお世話になりありがとうございました。
本年もよろしくお願い申し上げます。

葛飾北斎『雪中虎図』
葛飾北斎『雪中虎図』

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共通テーマ:日記・雑感

TVの影響力2 [PC・blog]

師走に入り少しバタバタしていたら体調を崩してしまった。まもなく回復期に入ったのだが、運の悪いことに急に雪が降りだした。仕方がないので、無理して雪掘り(量が多いので「雪かき」ではなく「雪掘り」)をしたところ、また体調を崩してしまった。

だいぶ回復してきたので、放置状態にしていたブログの管理ページを久しぶりに開いてみた。すると、休眠状態にもかかわらず、なんと、アクセスランキングが11位に上がっていたのである。原因を調べたところ、「座右の銘メーカー 『化物語』編」という過去記事が、So-netブログトップの「アクセス記事」で1位になっていた。めったにないことなので、記念写真を残しておく。

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12月25日のアクセス解析を見ると、この記事の訪問者数は1,654で、ページビューは1,828であった。昨日の訪問者のうち38.2%がこの記事を閲覧しているのである。検索ワードを調べると、「座右の銘メーカー」が75.5%を占めており、どうやらYahoo!経由で訪れた方が多かったようである。

何故、急に「座右の銘メーカー」という言葉が注目されたのか不思議に思ってググったところ、「おもいッきりDON!」というTV番組で紹介さたことが原因だということが分かった。TVの影響というのは、やはり凄いものである!

【関連記事】
TVの影響力
タグ:TVの影響力
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美女系ブログパーツ [ブログパーツ]

美女が時間や天気などを教えてくれるブログパーツが流行っているので、いくつか紹介する。

bijin-tokei(美人時計)
ますは定番中の定番、「bijin-tokei(美人時計)」である。これは、一分ごとに、360人の美人が手書きボードで時間を教えてくれる時計ガジェットである。「bijin-tokeiであなたは1分間の恋をする」がテーマだという。姉妹編として、「GAL-tokei(ギャル時計)」や韓国版美人時計「korean-tokei(韓国時計」がある。また女性向けの「binan-tokei(美男時計)」もある。

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ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ『希望』 [美術]

世界には随処に『不完全』が転がつて居る。其故に『希望』といふものが絶えないのだ。此『希望』こそ世界の生命である、歴史の生命である、人間の生命である。
                                        (石川啄木『葬列』)

ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ(Pierre Puvis de Chavannes)の『希望』は、19世紀に描かれたとは思えないモダンな作品である。ピュヴィスは、最初はロマン派のドラクロワに、次いで、ナポレオン三世の宮廷画家トマ・クーチュールに学んでいる。しかし、この『希望』は、彼らに学んだ画家の作品には見えない。また、同時代のクールベやマネ(クーチュールの教え子)の作品とも完全に異質である。僕の感覚だと、彼らより20世紀のバルテュスの作風に近いような気がする。

L'Espérance
ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ『希望』 1872 (クリックで拡大)

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学研の『学習』『科学』が休刊 [その他]

あの学研の学習雑誌『学習』と『科学』が休刊となる。栄枯盛衰は世の習いとはいえ、僕も小学校時代にお世話になった雑誌なので、とても残念である。学研ホールディングスの「『学習』『科学』休刊のお知らせ」によると、少子化やニーズの多様化のための部数減少が原因だという。『学習』は2009年度冬号(2010年1月1日発行)、『科学』は2009年度3月号(2010年3月1日発行)が最終号となる。

僕は、小学校時代に『学習』を購読していた。たしか高学年になったあたりで止めたのだが、毎号付いてくる付録を楽しみにしていたことはよく覚えている。しかし、今となってはどんな付録が付いてきたのかは覚えていない。唯一の例外が、蟻を観察するための、透明なケースである。

多分、夏休み頃だと思うが、ケースに蟻と砂を入れ、蟻が巣を作る様子を観察した記憶がある。同じころ、確か古賀新一の短編だと思うのだが、蟻が出てくるホラーマンガを読んだ記憶もある。うろ覚えなのだが、人が死ぬと蟻になるというような話で、主人公が蟻を見ると人間の顔をしていたというような終わり方だったと思う。それを読んで気味が悪くなり、蟻を捨てたような気がする。

大昔のことなので、記憶はかなり曖昧である。ひょっとしたら、この付録とマンガは、実在せず、僕の記憶の混乱が創りだした空想かもしれない。
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