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西尾維新絡みの二つの延期 [ライトノベル]

『化物語』の公式サイトチェックしたら、二つの延期のお知らせがあった。まず、ひとつめは、10月28日の予定だった「つばさキャット 其ノ參」の公開が、11月2日に延期。もう一つは、11月に刊行予定だった西尾維新の『人間シリーズ』の発売延期である。講談社のサイトによると、以下の4冊の同時刊行を予定していたという。

『零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係』
『零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係』
『零崎人識の人間関係 零崎双識との関係』
『零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係』

戯言ファンとしては、タイトルを見るだけで、うれしくなる。来年の刊行が待ち遠しい。

座右の銘メーカー 『化物語』編 [ライトノベル]

座右の銘メーカーは、名前を入力するとその人の座右の銘を作ってくれるという面白いサービスである。早速、試してみたところ以下のようになった。

lapis

なんだか、身も蓋もない座右の銘である。(苦笑)
これだけではつまらないので、西尾維新の『化物語』の登場人物でやってみた。

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西尾維新『佰物語』 [ライトノベル]

『佰物語』は、西尾維新アニメプロジェクトの一環として発売されたドラマCDである。脚本は西尾維新の書き下ろしで、100編のショートショートが収録されている。キャストはアニメ版『化物語』と同じであるが、平野綾演じる忍野忍は、「片言で喋る謎のナレーター」としてしか登場しない。

オリジナルドラマCD 佰物語 (講談社BOX)

オリジナルドラマCD 佰物語 (講談社BOX)

  • 作者: 西尾 維新
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/08/04
  • メディア: 単行本
『化物語』シリーズを時系列順に並べると、『傷物語』、『化物語』、『偽物語』、『佰物語』となり、原作を読んでいる方がより楽しめる内容となっている。オープニングコーラス『思い出のアルバム』のあと、「入学試験」、「合格発表」から「卒業式」まで、おもに学校生活をメインにしたキャラクターの掛け合いのあと、エンディングコーラス『ありがとうさようなら』で幕を閉じる。物語を楽しむというよりは、キャラクターの会話を楽しむファンブック的な作品である。(従って、原作もアニメも見ていない人にはまったく楽しめない可能性が高い。)

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西尾維新『偽物語』 [ライトノベル]

「だからさ、大雑把に言って──正義の敵は、別の正義だ」
                          (西尾維新『偽物語(下)』)


『偽物語』は、『化物語』の後日譚である。それなりに面白く読める作品なのだが、あくまでも『化物語』とその前日譚である『傷物語』を読んでいることが前提となっている。また、前2作の水準を期待していると、肩すかしをくうと思う。ある意味、『偽物語』は、『化物語』を読んだ人向けのファンブックであり、一種のおまけ的作品であると言えよう。しかし、とびっきりのおまけを2冊も書いてしまうあたり、やはり西尾維新は、ただ者ではない。

偽物語(上) (講談社BOX)

偽物語(上) (講談社BOX)

  • 作者: 西尾 維新
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/09/02
  • メディア: 単行本

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野村美月『“文学少女”と恋する挿話集1 』 [ライトノベル]

わたしはただの“文学少女”よ。
          (野村美月『“文学少女”と恋する挿話集1 』)

久しぶりに書店に行くと野村美月の『“文学少女”と恋する挿話集1 』が出ていた。『“文学少女”の追想画廊』も同時発売だそうだが、こちらの方は品切れであった。ネットで調べたところ、Amazonや楽天でも在庫切れである。

“文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫 の 2-7-1)

“文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫 の 2-7-1)

  • 作者: 野村 美月
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2008/12/26
  • メディア: 文庫
"文学少女"シリーズは、傑作ではないが、好感の持てるウェルメイドな作品である。(ちなみに、僕の感覚だと、上橋菜穂子の『守り人シリーズ』は傑作、谷川流の『涼宮ハルヒの憂鬱』は独創性はないが良くできた作品、という感じである。)

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西尾維新『真庭語』 [ライトノベル]

「そうだね。確かに密室だ。これ以上ないくらいに『みっ』されている」
                          (西尾維新「初代真庭蝙蝠」『真庭語』より)

『真庭語』は、『刀語』に登場した「まにわに」こと真庭忍群の初代頭領達を主人公にした短編集である。今回登場するのは、無慾の無頼派・真庭蝙蝠(まにわ こうもり)、慈愛の夢想家・真庭喰鮫(まにわ くいざめ)、不屈の求道者・真庭蝶々(まにわ てふてふ)、異端の実力者・真庭白鷺(まにわ しらさぎ)である。いつものことながら、西尾維新のキャラクターは、ルビがないと名前が読めないものもある。

真庭語―初代真庭蝙蝠 初代真庭喰鮫 初代真庭蝶々 初代真庭白鷺 (講談社BOX)

真庭語
初代真庭蝙蝠 初代真庭喰鮫
初代真庭蝶々 初代真庭白鷺

  • 作者: 西尾 維新
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/12/02
  • メディア: 単行本
「この国が戦国で、この世が乱世であった頃」、真庭の里では、変革の時を迎えていた。頭領の数を1人から12人に増やすというのである。ところが、難物揃い、際物揃いの真庭忍群なのですんなりとは決まらない。本書では、里の観察者・真庭狂犬(まにわ けふけん)を狂言回しにして、4人の初代頭領に焦点を当てている。

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田中芳樹『月蝕島の魔物』 [ライトノベル]

私はたいせつな守護天使と肩をならべて、ガス灯に黄色く照らされた道を歩いていた。
                                     (田中芳樹『月蝕島の魔物』)


『月蝕島の魔物』は、田中芳樹の「ヴィクトリア朝怪奇冒険譚」3部作の第1部である。第2部『髑髏城の花嫁』、第3部『水晶塔の死神』と全巻のタイトルは公開されているが、遅筆で有名な田中芳樹のことなので、続きがいつ出るかわからない。しかし、3部作とはいっていも、月蝕島をめぐる冒険譚は、完結しているので、この本だけでも十分楽しむことができる。

月蝕島の魔物 (ミステリーYA!)

月蝕島の魔物 (ミステリーYA!)

  • 作者: 田中 芳樹
  • 出版社/メーカー: 理論社
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: 単行本
時は1857年、舞台はヴィクトリア朝のイギリス。捕鯨船セントクレア号は、月蝕島(ルナ・イクリプス・アイランド)の近くで氷山に閉じこめられた謎の帆船を発見する。そんな折、クリミア戦争から帰還した語り手のニーダムは、唯一の身内である姪のメープルと再開をはたす。ミューザー良書倶楽部に就職した二人は、文豪ディケンズとアンデルセンの世話係を仰せつかる。それが、月蝕島にからむ冒険のはじまりであった。

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